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月刊イメージフォーラム 52号
ヴィム・ヴェンダース研究 [1]
ダゲレオ出版
1985年1月号
166p
  • 映画的記憶から遠ざかって(梅本洋一) p56~70
  • ヴィム・ヴェンダース・フィルモグラフィ p72~83
  • 小津・ヴェンダース・ハントケ(キャシーガイスト著、杉山昭夫訳) p74~79
  • ヴェンダースの映像―メディアと風景(松山文子) p80~86
季刊リュミエール 創刊第1号
特集=73年の世代 WIM WENDERS
筑摩書房
1985年9月20日

蓮実重彦編集の映画雑誌創刊号は「73年の世代」。ヴェンダースのほか、ビクトル・エリセ、ダニエル・シュミット、クリント・イーストウッドの特集を組んでいる。また「パリ、テキサス」シナリオを完全収録している。
  • ヴィム・ヴェンダース インタビュー―「パリ、テキサス」で私は最後のアメリカ映画を撮ったつもりだ。(聞き手:蓮實重彦)p14~21
  • ガラスの陶酔―ヴィム・ヴェンダース論(蓮實重彦)p22~32
  • 「パリ、テキサス」または砂漠からの目覚め(畑中佳樹)p33~42
  • ライ・クーダーは語る(金閣寿夫)p43~48
  • 私は小津監督のキャメラ番でした―「東京画」で収録されたインタビュー(厚田雄春)p49~53
  • 「パリ、テキサス」シナリオ=完全採録 p185~215
月刊イメージフォーラム 62号
ヴェンダースVSヴェンダース ― ヴェンダースの映画批評にみる〈批評家ヴェンダース〉と新作「パリ、テキサス」の〈映画作家ヴェンダース〉を対置する、ヴィム・ヴェンダース研究 [2]
ダゲレオ出版
1985年11月号
166p
「エモーション・ピクチャーズ」に収録されている、初期評論。
  • 今度はまっすぐに歩いてみたかった(ヴィム・ヴェンダース インタビュー) p8~12
  • ヴェンダースの映画批評 p40~57

      シュレーター「アルジラ」「ノイラージア」ほか
      ゴダール「ワン・プラス・ワン」
      R.ウォルシュ「たくましき男たち」
      デニス・ホッパー「イージー・ライダー」
      アルフレッド・ヒッチコック「トパーズ」
      エモーション・ピクチャーズ―Slowly Rockin' On
      D.A.ペニベイカー「モンタレー・ポップ」

  • テープの声と8ミリの空(萩原朔美) p58~59
  • 道の向こうのUNCOMMON PLACE(飯沢耕太郎) p60~61
  • 負けるな、ヴェンダース(黒沢清) p62~63
  • サム・シェパードのパリ、テキサス(ロジャー・パルバース) p64~65
  • 「床屋」の論理学(塩田明彦) p66~67
  • 旅と記憶―無垢な映画の誕生(エルネスト・ファジャーニ著,吉岡芳子訳) p68~70
Switch 6(4)号
MOVIN' ON THE ROAD 特集[移動する視線] ― ”モーション(移動)はエモーション(感情)を生む”と語るヴィム・ヴェンダースの視線を追う。
スイッチ・コーポレーション
1988年8月号
166p

全体としてロード・ムービーの特集号。そして頭から57pまでがヴェンダース特集。1988年だからちょうど「ベルリン、天使の詩」の後に出た特集号だ。写真集「Written in the West」がカラーで掲載され、ヴェンダース本人のインタビューが収録されている。ほかに「カイエ・デュ・シネマ」300号記念号が単行本化されるかもしれない話など小話も多数。表紙がウィレム・デフォーなのは何か縁が感じられる。古書店やオークションで入手可能。
  • WRITTEN IN THE WEST ヴィム・ヴェンダース●インタビュー[夢の記憶] p4~p17
  • [ヴェンダースとの長い旅]梅本洋一 p18~26
  • Five Years After “Tokyo-Ga”[小津,ヴェンダース,そして東京]p27~35
  • HISTORY OF WENDERS p36~39
  • ヴェンダースのフィルモグラフィ p40~41
  • ペーターハントケのW・W訪問記 p42~43
  • ベルナルド・ベルトルッチのW・W観 p44~45
  • ロビー・ミューラー●インタビュー p46~48
  • ブルーノ・ガンツ[漂う背中] p49~51
  • items on wenders p52~57
イメージフォーラム 140号
イメージフォーラムインタビュー
ダゲレオ出版
1991年10月号
280p

Iはベルリンのヴィムのマンションにて。「東京画」について、東京という都市について語る。まだ撮影前の「ベルリン、天使の詩」についてもふれている。
IIは友人でもある映画評論家ペーター・W.ヤンゼンとの対談形式のもので、テレビで放映された。日本人のインタビューではみたことのない饒舌さで映画を作ることの恐怖などについて率直に語っている。
  • 写真を撮り、世界中を歩き回り、人に会い、コーヒーを飲むんだ p261~279
  • I - 1986年夏〔1986年12月号掲載〕(福沢啓臣)
  • II - 1989年6月6日〔1990年2月号掲載〕(ペーター・W.ヤンゼン)
キネマ旬報 1078号
特集・世界が注目する2人の映画作家 ヴィム・ヴェンダースとレオス・カラックス
キネマ旬報社
1992年3月上旬号(1992.3.15)
p19~29

レオス・カラックス「ポンヌフの恋人」とヴィム・ヴェンダース「夢の涯てまでも」の特集。どちらも新鋭監督の予算オーバーの大作ということで共通点がある。が、興行的にはどうかな…
  • 特集・世界が注目する2人の映画作家 ヴィム・ヴェンダースとレオス・カラックス p15~34
  • ヴェンダースとカラックス―映画=人生と自己愛(樋口泰人)p19~22
  • ヴェンダースのまなざし(大和晶)p23~25
  • ヴィム・ヴェンダース フィルモグラフィー p32~33
朝日ジャーナル 34(14)号
ヴェンダース好きっ
朝日新聞社 1992年4月3日
p4~7,22~27

「夢の涯てまでも」「都市とモードのビデオノート」公開時の特集。島田雅彦の方は巻頭カラーでの対談。島田の方がわりと一方的に喋り、ヴェンダースがそれを受けている。何故か話がそれて島田に間もなく子供が生まれるという話になり、ヴェンダースが「それ意外に何を望むのか?」と返す場面がある。そういえばこの人は子供ができないんだっけなぁ(ラインホルト・ラオ著の伝記にあった)と思ったり。
ハントケが子供が生まれて1年間ものが書けなかったと言う話を披露。ハントケは書く内容が結構ころころと変わる作家だったから、変化の中の一つの要因だったのだろうと思われる。が、実際は夜泣きで書けなかったとか、集中できなかったとか、そんなとこだったりして(想像)。
山本耀司との対談は親しい友人との話のようで、ヴェンダースも口がなめらかだ。
  • 対談・僕たちの都市を巡る旅(ヴィム・ヴェンダース,島田雅彦) p4~7,22~23
  • 対談・映画とモード、2人の実験(ヴィム・ヴェンダース,山本 耀司) p23~26
  • 電子テクノロジーがヴェンダースを変貌させる(鈴木布美子) p26~27
キネマ旬報 1132号
特集「時の翼にのって―ファラウェイ・ソー・クロース!」
キネマ旬報社
1994年5月15日
p42~49

「時の翼にのって」の公開後の特集。ヴェンダースと主演のオットー・ザンダーのインタビューなど。映画評はエミットの存在に大きく着目。エミットが時を支配する堕天使ならばカシエルは時の流れの体現者であると。それは純真無垢なカシエルが人間界に対する抵抗力がなく壊れていく様をそう言う。だが、そのままにせずに残された人生の時間を悪に立ち向かうことに費やすのである。「人間としての限界を知って人間として時を生き急ぐ」とザンダーは言う。「ベルリン、天使の詩」と「時の翼にのって」は人間になった天使の苦悩都市の物語であり、この二つの作品は「合わせ鏡のように対をなす」のだ。
  • 素晴らしい天使たちと出会うことができた―ヴィム・ヴェンダース監督インタビュー(インタビュー=山田弥生)p42~44
  • 天使カシエルの行為は'94年的な姿勢だ―オットー・ザンダー(インタビュー=川口敦子)p45~46
  • 作品評・人間になった天使の苦悩と死(大和晶)p47~48
  • 「時の翼にのって」が50本記念作品となるシネマライズ渋谷 頼光弘・香苗インタビュー p49
キネマ旬報 1251号
作品特集「エンド・オブ・バイオレンス」
キネマ旬報社
1998年4月1日
p60~65

黒人ラッパー・シックスの死の朗読会の意味が今一つわからなかったのだが、この評では「言葉の暴力」への危機感をシニカルに描くのに大きな役割を果たしていると書かれている。インタビューは1997年11月20日、大阪ヨーロッパ映画祭の審査委員長として来日した際のインタビュー。ヨーロッパ映画とは「人がどのように生きるのか、なぜ生きるのか」を伝えようとする映画だと語る。
  • 作品評・暴力を用いずに暴力の根底にある意識を描くヴェンダースの挑戦(山田やよい)p61~62
  • ヴィム・ヴェンダース インタビュー―今日のヨーロッパ映画について(インタビュアー=増田弘治)p63
  • ビル・プルマン インタビュー(インタビュアー=一宮浩美)p64~65
  • ヴェンダースと大阪ヨーロッパ映画祭(増田弘治)p65
キネマ旬報 1301号
特集 King of Indies三人の巨匠
キネマ旬報社
2000年2月1日
p55~65

「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」公開にまつわる特集。ロバート・アルトマンやベルナルド・ベルトルッチと一緒に特集されているのはいささか無理がある。
  • 特集 King of Indies三人の巨匠 ― ベルトルッチ、アルトマン、ヴェンダース p55~65
  • ヴィム・ヴェンダース論―それそのものでしかない音楽の有効性(仁本木かおり) p63~64
  • 「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」作品評(小林雅明) p65
  • 「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」の老人たちはなぜあれほど優雅だったのか(芝山幹郎) p118~119
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